一家に一人電気屋さん

今回、紹介する商品は小説本です。
２０１７年に本屋大賞にノミネートされ昨年映画化されました川口俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに』シリーズです。

過去に戻っても起こった事は変えられない。でも、やり残したこと、伝えられなかった思いを叶えるためにこの本に出てくる人達は過去へと向かいます。
実は私は最初、タイムマシーンの話かな？と思いこの本を読みはじめましたが、読んでいくうちに過去に戻って思いを成し遂げる人達のストーリーに引き込まれて行きました。
人によって感じ方は千差万別ですが、私は「本音と建て前を使い分けて生活している現在に、伝えなくてはいけない時には本音を言わないと後悔するよ」と問い掛けてる様にも思いました。

また、この小説は一冊が４話構成になっているため、平日会社帰りに一日一話づつ短時間で読みきる事ができることもお薦めの一つです。
ところで皆さんは小説本を選ぶのに何を参考にしておりますか？

作者、出版社、タイトル等いろいろあり、たくさんの中から選ぶのに迷ってしまいますが、私は、まず『本屋大賞』にノミネート作品をまず第一に考えます。この大賞の投票は、本屋さんで働く店員さんが自ら読んだ本の中で、「お客様に薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票するシステムで毎年１０冊がノミネートされます。

また最近は、ノミネートされました作品の多くが映像化されており、紹介します本も、読んでるうちに映像化される事を楽しみにしていた所、願いかなって映画化されました。

現在三冊が発売されており、映画化されたのは最初の『コーヒーが冷めないうちに』と『この嘘がばれないうちに』の二冊までで、その続きが出版されております。

三冊目の『思い出が消えないうちに』はすでに購入しておりますが、まだ読んでおりません。５月の１０連休にゆっくり読もうと思い取っております。

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