家庭で手軽にFX自動売買、サーバ用に最適なPCは?
スティックPCを2018年1月に購入し、約1年半にわたりFXの自動売買プログラムを週末以外は24時間稼働させたてきました。その経験を交え小額投資の観点から家庭で手軽に組める『サーバシステム』が何が良いのかを考えてみました。
設置場所・価格(購入・運用)を考慮し
- スティックPC + 小型UPS
- ノートパソコン + 小型UPS
の組み合わせが最適ではないかとの結果になりました。その選定理由を順に説明していきます。
<PC仕様>
使用する用途は、MT4にて自作プログラムを1~2個を運用し、同時にインターネット閲覧、または当ブログ記事を記載(週末にFX取引停止後プログラム修正)する程度であれば、現在私が使用している写真にありますスティックPC『 Diginnos DG-STK3 』で特に支障があるとは感じませんでしたので、最低限この仕様を満足していれば十分と思います。
- CPU:インテル Atom Z3735F プロセッサー (クアッドコア/1.33GHz)
- メモリ:2GB DDR3L / ストレージ:32GB eMMC
- ネットワーク:IEEE802.11 b/g/n / Bluetooth 4.0
- OS:windows10
- FANレス 放熱性抜群の金属メッシュ採用
<設置環境>
『 サーバ 』をどこに置いておくかですが、毎日帰宅時のMT4稼働中に、別の作業を併用するのであれば書斎(我が家にはないですが)等に置くのがベストであると思いますが、私は下記条件から居間の光回線機器、無線LANルータの近傍に設置しております。
- エアコン稼働:通常の生活の中で家族が使用していない空間(部屋)では、夏・冬場等に空調が入る頻度が少なく24時間稼働には過酷な環境となってしまうので空調稼働率の高い部屋に置きたい。
- 停電対策:PCだけを対策しても、光回線機器、無線LANルータが止まってしまっては取引が出来なくなるのでUPS等で同時にバックアップしたいので近傍に置きたい。
スティックPC | ノートPC | ディスクトップPC | |
スペース | 〇 | △ | × |
ディスプレイ | △(HDMIにてTV等接続可能) | 〇 | 〇 |
バックアップ | バッテリーなし | 〇 | バッテリーなし |
※ ここでの注目点ですが、私は現在の冷却FAXが無いタイプのスティックPCに切り換えるまではノートPCを居間に置いて使用しておりましたが、意外とFAXの音は気になるものです。設置場所によっては家族から不評となりますので注意が必要です。
<運用費用>
FXは日本時間では月曜日朝から土曜日朝までの週5日、24時間取引が行われ、私の様に週末にプログラム修正をしておりますと、ほぼ365日稼働する事となり運用費(電気代)が重要なポイントとなります。
また、私が考えている小額投資では、自動売買プログラムでの利益目標(年間)が投資額の25%であり、運用資金額2万円前後でも5,000円程度の利益しか見込めないため、この費用が重要となります。
スティックPC | ノートPC | ディスクトップPC | |
販売価格帯 | 1~3万円 | 3万円~ | 7万円~ |
消費電力 | 3~7W | 15~20W | 50~60W |
電気代(1日) | 2~5円 | 10~13円 | 33~40円 |
電気代(年間) | 700~1,700円 | 3,500~4,700円 | 11,700~14,000円 |
※ 電気代は1kWhあたりの電気代を27円として計算しております。
※ 販売価格帯はあくまでも目安です。
<選定した商品>
以上の結果より、今回はUPSとファンレス仕様のスティックPCを厳選してみました。
1.UPS
まずは家庭用の小型UPSですが、『FX 自動売買(サーバー構築) 』の記事でも紹介しました『CyberPower 無停電電源装置 (常時商用給電/矩形波出力) 375VA/255W CP375JP』です。
大きさは実測で縦20cm×横11cm×高さ8cmとA5サイズに辞書を2つほど重ねた位の大きさです。
このUPSにはコンセントを差し込み口が6個(バックアップ3個、非バックアップ3個)ついており、ちょうど私が考えていた①光回線機器、②無線LANルータ、③スティックPCの停電対策が出来ます(他の方へは、電話、モニタを接続して利用してます)なお、このつなぎで実際の停電時には、約1時間バックアップしておりました。
2.スティックPC
ファンレスタイプで、しかも3万以下の価格で販売しているのは調べた限りでは現在2社でした。(他にありましたら、ごめんなさい <m(__)m>)
私の使用した限りでは本体を触って「熱い」と感じたことはありませんが、いろいろな方の書き込みを見ていると、どちらのタイプも安定して運用する為に冒頭写真の様に放熱対策をしてご使用になられた方が良いようです。
(1)一つ目は『マウスコンピューター スティック型PC m-Stickシリーズ MS-NH1(ブラック、32GB eMMC) 1412MS-NH1』です。
(2)次が現在私が愛用している)『Diginnos Stick DG-STK3(スティック型パソコン Windows 10)』です。 販売元であります『
ドスパラ』さんからでも直接購入が可能でディスクトップパソコンに分類されております。
(3)番外編ですが、小型(縦12cm×横7cm×高さ5.6cm)で消費電力が15W、価格帯が3万円台のノートPC並みである 『ECS Windows10を搭載した完全無音の超小型デスクトップパソコン LIVA (Windows 10) LIVA-C0-2G-32G-W10』も拡張性を考えると、選択の一つに入れておくのも良いかもしれません。
これから自動売買にチャレンジしてみようと思っている方の参考になりましたら嬉しいです。
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