復活を果たしたアマチュア無線(パソコン編)
本日は無線機編の続きまして、復活を果たしたアマチュア無線 パソコン編です。
使用しているパソコンは、これまた昔のなのでがEPSON DIRECTさんの『AT-900C』でOSはWindowsXPです。インタネットには接続せずにアマチュア無線専用機器として使用しております。
ただインタネットに接続しないことで一つ問題があります
FT8を運用するのに重要な『パソコンの時刻合わせ』です。
手動でもある程度合わせられますが、インタネット時計と同期させる様な正確性は期待できません。そこで、パソコン編でも活躍するのが自作です。GPS信号を利用して時計を合わせる方法を選択し自作しました。
(なお、『eQSL』 の利用、および FT8用ソフト等、新たなソフトが必要となった場合は、セキュリティソフトがインストールされている別のWindows10パソコンでダウンロード等しますので問題はないのですが)
主な部品は『秋月電子通商』さん http://akizukidenshi.com/catalog/ で購入しました。費用総額は約3,000円で実現できました。
- GPS受信機キット 1PPS出力付き(通販コード K-09991)
- 超小型USBシリアル変換モジュール(通販コード M-08461)
- USBケーブル Aオス-ミニBオス1.5m(通販コード C-07606)
- 透明ケース(100円均一で購入)
今回は両モジュールを下記写真の様に直接ピン端子で接続しますので使用するのは上記黄色で囲まれた部品だけです。
付属の電池でGPS受信機をバックアップしておくと一度受信機してからの起動はカタログより1秒(TYP)と早くなりますが、バックアップなしでも42秒(TYP)で起動できるので今回は接続優先で組み立てました。(ボタン電池位の大きさしかなく非常に小さいです)
この二つは、上記写真の向きで取り付けれる用にRS-232CのRX/TXが配列されております。
USBケーブルを接続すると下記写真の様に基板間の高さは丁度良い高さとなっております。
このままでは基盤がむき出しの状態となってしまいますので、100円均一にて購入した透明ケースにケーブル穴を加工しカバーとします。
私が加工に使用するのは、『ミニコング』と称する道具でリュータとドリルがセットでドリル自体がガラス加工にも利用できるようにダイヤモンド加工されており、プラスチック等のケースはく苦なく加工できます。今回はケーブル穴をあけるだけでしたので10分程度で加工が出来ました。
完成状態が下記写真です。ケーブル穴をふさぐのに以前購入しましたキャップをはめました。
時刻を合わせるソフトは著作権等関係上記載いたしませんが、私はインタネットで『GPSでパソコンの時刻合わせ WindowsXP』で検索してFerrソフトを利用しました。赤矢印がまだ同期で青矢印で時刻補正が無事働き補正が出来ました。!(^^)!
古い機器を利用するには、いろいろ苦労はありますが、 今回復活のきっかけとなりましたデジタル通信「FT8」にはライン入出力、またはマイク入力・ヘットフォン出力があれば良く、古いパソコンにもついておりのでので今回の時刻補正が出来た事で十分使用は出来ると考えます。
私の様に工作が好きな方にはその過程も十分楽しめ、自分独自のリグが完成した時は嬉しさは倍増します。リュータセットはお勧めの道具の一つです。
次回はアンテナ編をお伝えします。
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