アマチュア無線 QRP_CW送受機のパソコン制御に挑戦
以前に購入し組立・申請までしていましたが、なかなかCWが覚えきれず利用していなかったアマチュア無線機(QRP_CW送受機)のパソコン制御に挑戦してみました。
CW送受機は貴田電子設計製の下記キットを100円均一で購入したケースに組込んでおります。電源は単三電池6本使用でケースの中にも納まりますが電池交換の際、ケースの開け閉めが大変なのであえて今は外だしに改造しております。
<利用したる貴田電子設計製キット>
- 送信機:KME-TX7-CW(7MHz CW送信キット)
- 受信機:KEM-RX7(7MHz SSB・CW受信機キット)
- VFO:KEM-DDS-VFO-MC50(マイコン制御デジタルVFO)
アンテナも当時に購入したダイヤルモンドのRH40(7MHz単波BNC接続アンテナ)を利用してます。現在同じアンテナを探してみましたが販売中止になっている様で今購入可能なのは『第一電波工業 ダイヤモンド 7-50MHz帯ポータブル無線機用ハンディアンテナ コネクターBNC-P RHM8B』か『FT-817/818ND等のQRPトランシーバーに マルチバンド対応 テレスコピック・アンテナ, BNC』の2種類の様ですね。
簡単にこの無線機の仕様を説明しますと、送信電力は1W以下(0.4W)で7MHz帯域のCW専用機です。
無線機右側にイヤホン出力とキー入力の2つのジャックを備えております。
今回、パソコン制御に利用させて頂くのはDSCWソフトです。このソフトは皆さんがご存じの通り無線機のイヤホン出力をパソコンのマイク入力に入力すればCWを自動に解読でき、更にキー入力した文字をCW変換して出力してくれる優れモノです(CWをなかなか覚えきれない私にとっては、喜ばしい限りのソフトです)。
早速、無線機のキー入力用のインタフェースを自作しました。制御にはRS-232CのRTS出力またはDTR出力を利用します(私はRTSを利用しております)。無線機側が乾電池仕様なのでパソコンとの電源GNDがアンバランスになるのを避けるためにフォトカプラ(PC817)で絶縁してキー入力端子へ接続しております。
いざパソコンに接続し受信してみると受信感度や無線機の性能にもよりますが、CW解読はレベルの強い信号では問題なく解読してくれます。送信もキー入力通りの符号を送信してくれました。
これで眠っていた無線機を利用する準備が出来ました。現在主流で交信(FT8)しております無線機(TS-690S/50W)はアンテナ等の関係で、はば固定状態での運用となっておりますので、このセットなら別の場所でアマチュア無線を楽しめそうです。
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