昨日(9月22日)、初めて手話技能検定試験(3級)を東京の試験会場で受けてきました。初めて受けた事もあり他の資格試験との違いに驚く事が4つもありましたので感想を交えレポートします。
<1つめの驚き:並び開始時間14:20?>
試験会場は『帝京大学板橋キャンパス本館』で行われ、JR埼京線十条駅北口より徒歩10分くらいの場所です。
試験時間は15;00~16:20と案内されておりましたが、合わせて並び開始時間14:20、入出開始時間14:30とも案内されおりました。
並び開始とはなんだ?と思いましたら受験案内に『席は自由です。』と書かれており、受験票にはもちろん受験番号が書かれており、試験会場の各部屋までは受験番号で決められた部屋に入りますが、入室したら『先着順で座席を選ぶシステムなんです』。
試験自体も正面のモニターに映し出されますので、自分が見えやすい席を選んで着席するシステムでした。(@_@)
<2つめの驚き:音声での案内が一切されない>
部屋への誘導までは係の人が声で案内してくれたのですが、一旦試験会場に入ると受験者の各席に『受験者への注意事項』と注意事項が表裏に書かれた用紙が置いてあり、正面のスクリーンでも注意事項の画像が流されておりました。
それだけならまだしも、『答案用紙を配ります』⇒ 『試験問題を配ります』⇒『答案用紙を確認して下さい』⇒ 『あと2分で試験を開始します』・・・・『以上で試験は終了です』等試験開始から終了まで全ての事項について音声での説明は一切なく、正面のスクリーンにて案内されるのみです。しかも試験管同士も手話で会話しておりました。(@_@)
自由に席を選ぶシステムにした事が少し判った気がします。
<3つ目の驚き:男女の比率がすごい>
今回私が受験した部屋には学生さんから年配の方まで約50~60人くらい受験者がいたと思いますが、男性は私も含めたった4~5人でした。手話奉仕員養成講座を受講した時も男性は少ないと言われておりましたが、女性3に対し男性1の割合でしたが、ここまでとは非常に驚きました。(@_@)
<4つ目の驚き:公式テキストのDVD出演者が案内されていた>
手話技能検定3級の公式テキストを購入された方は解ると思いますが、テキストについているDVDで手話の出題をされている方(メガネを掛けている男性の方)が試験会場で案内をされておりました。協会の方だとは思っておりましたが、まさか試験の係もされているとは驚きました(@_@)
以上、他の資格試験とは大きく異なる4つの驚きがある中、肝心の試験の様子ですが、事前にホームページでお知らせされている通り3級は50問の四択でしたが、大きく分けて出題形式が五つに分かれておりました。
途中で30秒程度の休憩がはいりますが、試験が開始されると設問の説明(例題)を含め試験終了までずっと画像が流れ続けます。(気が抜けない状態でした)
しかも、下記に出題された順を書きましたが、私的には最後の集中力が切れる頃に、かなりの長文問題が出題されますので大苦戦でした。(T_T)
- 映像で流れる手話の単語を選ぶ問題
- 問題用紙にかかれた文章の( )内の手話単語を選ぶ問題
- 問題用紙にかかれた会話文の相手方の会話に適した会話の手話を選ぶ問題
- 手話単語が4つ流れ、仲間外れの単語を選ぶ問題
- 会話文の手話が流れ問題用紙の5つの質問を回答する問題
結果は一か月後に出ますが、残念な結果であっても今回で勝手が判りましたので次回再チャレンジしたいと思います。
夕方に余りにも集中しすぎたためか試験の帰りにお腹が空いたため、気に入っているチェーン店の天ぷら屋さんで天丼を食べて帰りました。
合格してると良いのですが、1ヶ月後を楽しみにして待つ事にします。
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